【4月6日 AFP】日本人宇宙飛行士の山崎直子(Naoko Yamazaki)さんらを乗せて5日、米フロリダ(Florida)州ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」は6日午前(日本時間)現在、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に向けて順調に飛行を続けている。

「ディスカバリー」には、山崎さんのほか、2人の女性飛行士が搭乗している。ISSにも現在、女性飛行士1人が滞在していることから、4人の女性飛行士が同時に宇宙に滞在することになる。これはスペースシャトルの歴史上、初めてのことだ。

 さらに、山崎さんは、前年12月22日からISSで活動を続けている日本人宇宙飛行士、野口聡一(Soichi Noguchi)さんと合流することになるが、2人の日本人宇宙飛行士が同時に宇宙に滞在することも史上初めてだ。

「ディスカバリー」のミッション期間は13日間。年内に予定されている4つのシャトルミッションの1つとして、「ディスカバリー」は予備寝台、アンモニアタンク、化学実験器材など、補給物資や実験資材計約8トンをISSに搬送する。ISSとのドッキングは7日の予定。

 ISS滞在中、「ディスカバリー」宇宙飛行士2人が、5日目、7日目、9日目に船外活動を行う予定だ。(c)AFP/Jean-Louis Santini

【関連記事】山崎直子さん搭乗のディスカバリー、打ち上げ成功