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少子高齢化社会を救う?赤ちゃんロボット 筑波大

  • 2010年03月10日 17:43 発信地:茨城
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筑波大学(Tsukuba University)で、赤ちゃん型ロボット「YOTARO(ヨタロウ)」をあやす学生(2010年2月12日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI

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【3月10日 AFP】ガラガラを振ると、クスクス笑い、足をばたつかせる。体をくすぐると笑うが、度を過ぎると不機嫌になり、しまいには泣きだしてしまう――。赤ちゃんの感情をプログラムで再現した赤ちゃん型ロボット「YOTARO(ヨタロウ)」だ。筑波大学(Tsukuba University)の研究チームが開発した。

 開発した学生らは、少子高齢化が進むなか、若者たちに子育ての喜びを知ってもらうための教材として活用されることを期待している。YOTAROは本物の赤ちゃんのようにスキンシップを図ることが可能であり、子育ての仕方を学ぶこともできるという。

 表情が誇張されたかわいらしい顔には、半透明で柔らかいシリコンが使用されており、ほっぺたはゴム風船を膨らませたように出っ張っている。頭の中に差し込まれたプロジェクターの光で、皮膚はバラ色に輝いている。プロジェクターはコンピューターに接続されており、ここから、「泣く」「くしゃみをする」「寝る」「ほほ笑む」「笑う」などの感情を再現するよう指令が出される。目は青く光る。

 顔や体を触られると、センサーがこれを検知し、表情を変えるとともに手足を動かす。触られる頻度に応じて、気分は刻々と変化する。送水ポンプの助けを借りて、体温と同じ温度の鼻水を垂らすこともできる。

 同大大学院人間総合科学研究科芸術専攻の國村大喜(Hiroki Kunimura)氏によると、人間のぬくもりと肌の色を再現したいという思いが、赤ちゃんロボットというアイデアに行き着いたという。 

 さらに、赤ちゃんに対する気持ちは万人共通で、しゃべらせる場合ほど相互関係が複雑ではないことも、赤ちゃんロボットを選んだ理由だという。(c)AFP/Kimiko de Freytas-Tamura

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