【1月28日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は27日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が2009年に撮影した土星の衛星タイタン(Titan、手前)の背後を通過するテティス(Tethys、左上奥)の写真を公開した。

 テティス最大のクレーター、オデュッセウス(Odysseus)がはっきりと見て取れる。タイタンは大気に包まれているが、この写真のように、褐色と透明な大気層の上にぼんやりと青味がかった靄(もや)が見えることは珍しい。

 撮影時、タイタンはカッシーニから約100万キロ、テティスは約200万キロの位置にあった。(c)AFP