「竜骨星雲」と「トランプラー14」、補償光学を用いて撮影
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【12月4日 AFP】欧州南天文台(European Southern Observatory、ESO)は3日、望遠鏡VLT(Very Large Telescope)がとらえた「竜骨星雲(Carina Nebula)」と散開星団「トランプラー14(Trumpler 14)」の映像を公開した。
トランプラー14はわずか50万年前に誕生した若い星団で、竜骨座からは8000光年離れており、星々の一生を観察することができる。
この映像は、多重共役波面補償光学実証(Multi-conjugate Adaptive optics Demonstrator、MAD)を用いて撮影されたもので、補償光学によるこのような広範囲の空の撮影は初めて。補償光学を用いると、大気中のぼやけた部分の大半を取り去ることができる。(c)AFP
トランプラー14はわずか50万年前に誕生した若い星団で、竜骨座からは8000光年離れており、星々の一生を観察することができる。
この映像は、多重共役波面補償光学実証(Multi-conjugate Adaptive optics Demonstrator、MAD)を用いて撮影されたもので、補償光学によるこのような広範囲の空の撮影は初めて。補償光学を用いると、大気中のぼやけた部分の大半を取り去ることができる。(c)AFP