【11月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は10日、2009年が世界天文年(International Year of Astronomy)であることを記念し、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)、スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)、チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)を総動員して製作した天の川(Milky Way)銀河の中心部の画像を公開した。

 同銀河の中心部は光を吸収する厚いちりに覆われているが、赤外線やX線撮影によって中心部の活動をとらえることができた。画像中心部のやや右よりにある白っぽい部分が銀河の中心部。画像全体の幅は0.5度角であり、満月の角度幅に相当する大きさ。(c)AFP