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「急募!火星へ行く資質を持つ被験者」、欧州宇宙機関

  • 2009年10月21日 21:49 発信地:パリ/フランス
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米国のアーティスト、パット・ローリング(Pat Rowlings)氏が米航空宇宙局(NASA)のために描いた、火星の石を観察する未来の女性宇宙飛行士のイラスト(2009年6月12日公開)。(c)AFP/NASA/PAT ROWLINGS

【10月21日 AFP】見ず知らずの人と17か月間、狭いカプセルの中に閉じこめられることを、「快適な時間の過ごし方」と感じられるような人ならば、欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)が好条件の仕事を提供してくれる可能性がある。

 ESAは、20年後に実施されるかもしれない火星探査ミッションに向けて、地球上でシミュレーション実験を行う。その実験に参加する健康な男女4人を探しているというのだ。

 条件は身長185センチメートル以下で20-50歳、ロシア語か英語を話すことができて、そして狭い空間に長期間監禁されることを興味深い挑戦だと感じられるような人であること。医学や生物学、工学の博士号を持っていればなお良い。現在候補者を募集中だという。ESAが20日、発表した。

 来年にはモスクワ(Moscow)の施設で520日間の予行演習が開始する。すでに同施設で今年、6人を対象として実験が実施されたが、こちらは105日間で終了した。

 550立方メートルのモジュールは、火星への有人宇宙飛行の状態を再現することがねらい。火星の地表への着陸もシミュレートされるという。また、通話の遅延は最大で20分。緊急事態の状況も再現される。

 前回の実験は2年前に募集があり、6人の枠に対し5600人以上が応募した。

 ESAが20日に発表した「求人」によると、追加要員で2人、病気や事故の際の交代要員として2人の計4人を募集する。選抜は、「教育、専門的経験、医学的な適性、社会的習性などに」基づいて実施され、候補者の選抜過程は「本物の宇宙飛行士を選抜する際に用いられるのと同様のものになる」という。

 その時の地球と火星の位置関係にもよるが、火星への有人探査ミッションが実施された場合、往復に約490日間かかり、火星には1か月滞在することになる。(c)AFP

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