【3月13日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が約1億光年先のみなみのうお座(Piscis Austrinus)にある3つの銀河の姿をとらえた。

 3つの銀河はいずれも、天文学者ポール・ヒクソン(Paul Hickson)が1980年代に記載したヒクソン・コンパクト銀河群(Hickson Compact Group)に属する。3つの銀河が互いに影響を及ぼしあい左のNGC7173と右下のNGC7176 (右下)が、渦巻銀河のNGC7174(右上)を引き裂こうとしている。

 天文学者は最終的にNGC7174は引き裂かれ、NGC7173とNGC7176の2つの銀河が残ると予測している。(c)AFP