【10月8日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)は6日、2回目の水星上空通過(フライバイ)を成功させた。メッセンジャーは、2011年3月には史上初めて、水星周回軌道に投入される予定となっている。

 解像度はこれまでのカメラよりも多少上がっており、以前は不明だった地表の様子が写し出されている。

 解像度の向上は、テクノロジーの進歩だけによるものではない。11種類の狭帯域のカラーフィルターでそれぞれ別個に撮影し、それらを合成することで、色を詳しく分析することができる。

 狭角カメラも併用することで、0.5キロ/ピクセルという高解像度を達成した。(c)AFP