世界一の高飛び選手、アワフキムシの謎を解明 ケンブリッジ大
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【10月2日 AFP】英国の科学者は29日、体長比で世界一の跳躍力を持つアワフキムシが驚異的なジャンプをできる謎を解明したと発表した。生物学の専門誌BMCバイオロジー(BMC Biology)に掲載された。
アワフキムシは70センチの高さまでジャンプすることができる。これは体長比にすると100倍以上で、人間でいうと助走なしでピラミッドを飛び越えるのに等しい。
これだけの高さを飛び上がるための初期加速度は4000メートル毎秒で、このとき体にかかる重力は400G、軌道に打ち上げられた宇宙飛行士にかかる重力の80倍だ。
アワフキムシがどうやってこの跳躍を可能にしているかは謎だった。ノミも高く飛ぶことができるが、体重はアワフキムシの60分の1しかない。
ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の動物学者マルコム・バロウズ(Malcolm Burrows)氏は、その秘密はこの虫の後ろ脚と羽の間にある、弓のような構造を持った「骨格」だという。
アワフキムシは、弓を引くように筋肉を収縮させて肋膜を引き寄せ、たまったエネルギーを一気に放出する。
この肋膜は堅いキューティクルとゴム状のタンパク質レシリンでできている。レシリンは非常に伸縮性が高く、科学者が商業化のための合成を試みている物質だ。
肋膜を弓状に引いた状態に保つことができるため、瞬時にジャンプすることができる。また何度も飛び上がることができ、肋膜や体の別の部分を痛めることもない。
アワフキムシは欧州と北米の温帯地域に広く生息する。(c)AFP
アワフキムシは70センチの高さまでジャンプすることができる。これは体長比にすると100倍以上で、人間でいうと助走なしでピラミッドを飛び越えるのに等しい。
これだけの高さを飛び上がるための初期加速度は4000メートル毎秒で、このとき体にかかる重力は400G、軌道に打ち上げられた宇宙飛行士にかかる重力の80倍だ。
アワフキムシがどうやってこの跳躍を可能にしているかは謎だった。ノミも高く飛ぶことができるが、体重はアワフキムシの60分の1しかない。
ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の動物学者マルコム・バロウズ(Malcolm Burrows)氏は、その秘密はこの虫の後ろ脚と羽の間にある、弓のような構造を持った「骨格」だという。
アワフキムシは、弓を引くように筋肉を収縮させて肋膜を引き寄せ、たまったエネルギーを一気に放出する。
この肋膜は堅いキューティクルとゴム状のタンパク質レシリンでできている。レシリンは非常に伸縮性が高く、科学者が商業化のための合成を試みている物質だ。
肋膜を弓状に引いた状態に保つことができるため、瞬時にジャンプすることができる。また何度も飛び上がることができ、肋膜や体の別の部分を痛めることもない。
アワフキムシは欧州と北米の温帯地域に広く生息する。(c)AFP