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国際天文学連合、第4の準惑星を「マケマケ」と命名 豊穣の神にちなみ

  • 2008年07月24日 10:41 発信地:パリ/フランス
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国際天文学連合(International Astronomical Union、IAU)が4番目の準惑星に認定した「マケマケ(Makemake)」のイメージ図(2008年7月23日提供)。(c)AFP/INTERNATIONAL ASTRONOMICAL UNION(IAU)/M. Kornmesser(ESA/Hubble)

【7月24日 AFP】(一部訂正)2006年に準惑星に降格した冥王星が、太陽系の果てでエキゾチックな名前の仲間を得ることとなった。

 パリ(Paris)に本部を置く国際天文学連合(International Astronomical UnionIAU)は、カイパーベルト(Kuiper Belt)天体の「2005 FY9」を準惑星と認定し、「マケマケ(Makemake)」と名付けることを決定した。「マケマケ」はチリ・イースター島(Easter Island)のラパヌイ(Rapa Nui)文化で、人類の創造者で豊穣(ほうじょう)の神でもある。

 マケマケは2005年3月31日、米カリフォルニア州(California)南部パロマー天文台(Palomar Observatory)の3人の天文学者が発見した。

 IAUの規則では、天体の発見者が命名する権利を持っている。海王星の軌道より外で発見された天体には、慣習的に天地創造の神話に登場する人物の名前が付けられている。

 同天文台の主任天文学者でカリフォルニア工科大学(California Institute of TechnologyCaltech)のマイク・ブラウン(Mike Brown)氏は自身のウェブサイトで、「2005 FY9」はイースターの直後に発見されたことから、「イースターバーニー」と非公式に呼んでいたことを明らかにした。

 しかし、「イースターバーニー」では、太陽系の天体にそぐわないことから、ブラウン氏はアメリカ大陸先住民の民話に登場するウサギの神の名前を探してみた。だが、「野ウサギ」や「ビッグラビット」といった名前しかなかったため、カナダの先住民アルゴンキン族のウサギのトリックスターの神「Manabozho」も検討したが、まぬけを意味する「bozo」で終わる単語が気に入らなかった。

 当時、ブラウン氏の夫人が娘を妊娠していたことから、同氏は豊穣の神として崇拝されていた「マケマケ」を思いついたという。ただし同氏は、「(IAU承認までの)3年はとても長く、マケマケと呼べるようになるまでには苦労するだろう」と語った。

 これで準惑星は冥王星、マケマケ、エリス(Eris)、セレス(Ceres)の4つとなった。準惑星は太陽を公転し、自身の重力によって球形となる大きさを有すが、衛星ではない天体と定義されている。(c)AFP
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