関連情報NASAの火星探査
米火星探査機「フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)」が土を採取した火星地表の跡。スノー・ホワイト(Snow White)と呼ばれている(2008年6月19日撮影、NASA提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH/UNIVERSITY OF ARIZONA/TEXAS A&M UNIVERSITY
【6月27日 AFP】(写真追加)米航空宇宙局(NASA)の火星探査プロジェクトチームは26日、火星探査機「フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)」から送信されてきた分析結果として、火星の土壌はアスパラガスの栽培が十分できるレベルだとみられると発表した。
探査プロジェクトの科学チームを率いるアリゾナ大学(University of Arizona)のSamuel Kounaves教授は、「火星の土壌に生命の発生を妨げるような特徴はない。むしろ非常に向いていると言える」「裏庭の土と同じような土だ。アスパラガスが良く育つだろう」などと述べた。
分析した土壌サンプルは、NASAが氷と断定した白い物体が発見された1センチ平方メートルの表土。フェニックスのロボットアームで採取され、内蔵された8つの炉の1つで1000度まで加熱して成分を調べたところ、マグネシウム、カリウム、ナトリウムが発見された。
Kounaves教授は、「生命の存在に必要なだけの栄養成分を発見したと考えている。現在データの解析を進めているところだが、おそらく他のミネラルも見つかるだろう」「過去のいずれかの時点で火星に液体状の水が存在したという証拠だ」と説明。
「地球の乾燥地帯の土壌を解析したときと非常に似た結果だった。この点が一番わくわくする発見だ」「チームは非常に驚いている」と話した。(c)AFP
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