【4月23日 AFP】韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨン(Yi So-Yeon)さんら3人の宇宙飛行士を乗せて国際宇宙ステーション(International Space StationISS)から19日に地球に帰還したロシアの宇宙船ソユーズ(Soyuz)が通常と異なる危険な方法で地球に帰還したことについて、インタファクス通信は22日、3人が生き延びられたのは幸運だったと伝えた。

 同通信は関係筋の話として「乗組員が無事に無傷だったのは極めて幸運だった。もっと悪い結果に終わる可能性もあった」とし、無事の帰還は非常にきわどかったことを伝えている。

 関係筋によると、ソユーズが大気圏に突入する際、着陸カプセルが間違った方向を向いており耐熱シールドに保護されていない状態だったという。「もし出入り口が溶け落ち、近くにあったパラシュートが損傷を受けていれば、乗組員は生きていなかったかもしれない」と語っている。(c)AFP