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男の子と女の子の好みの違いは「遺伝子」による、米研究所サルで立証

  • 2008年04月10日 07:59 発信地:パリ/フランス
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ハリウッドの殿堂「ウオーク・オブ・フェーム(Walk of Fame)」の星型プレートの前に立つ男の子と女の子(2008年3月20日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK

【4月10日 AFP】男の子はおもちゃの銃やダンプカーを好み、女の子はバービー人形やぬいぐるみを欲しがる。こうした嗜好(しこう)の違いは遺伝によるといった考え方はこれまで「非科学的」「性差別的」と心理学者から非難されてきたが、このほど米国の科学者たちが「嗜好の違いはDNAの染色体に起因している」と、一般通説を裏付ける研究結果を発表した。
 
 男の子と女の子の嗜好の違いについては、これまで、「生まれつき持っている行動」を対象とした研究が繰り返されてきた。しかし、子どもがおもちゃを選択して遊べるようになるころには、両親や周りの子やテレビなどから「男の子はこうあるべき」といったような概念が取り込まれていることから、遺伝的な要因と社会的な要因を切り離すことは不可能だった。 

 そこでジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のヤーキス霊長類研究所(Yerkes National Primate Research Cente)は、アカゲザルに男の子向け、女の子向けのおもちゃを与えて、嗜好の違いを調査した。

 すると、オス11頭はトラックのような車輪のついたおもちゃの元へ直行し、人形には見向きもしなかった。一方、メス23頭は、両方のおもちゃにオス以上の興味を示し、両方で遊んだ。

 チームを率いるキム・ワレン(Kim Wallen)氏は、広告の影響も受けず、親からのすすめにしたがうこともなく、仲間のいじめに屈しないサルに対する実験で、男の子と女の子の嗜好の違いが遺伝子に起因することが立証されたとしている。

 研究結果は、専門誌『ホルモンと行動(Hormones and Behavior)』と英科学サイト『NewScientist.com.』に掲載されている。

 テキサスA&M大学(Texas A&M University)もサバンナモンキーを使った実験で、オスのサルが同様に男の子向けおもちゃに強い関心を寄せたとの結果を発表している。(c)AFP

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