香港(Hong Kong)で、ショッピングモールの催し物の最中に耳をふさぐ女の子(2007年1月30日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/MIKE CLARKE
【4月3日 AFP】大人には聞こえないが十代の若者には聞こえる不快な音波を流す「若者撃退機」を発明した英国のハワード・ステープルトン(Howard Stapleton)さんが3日、この機械の使用に対する規制を設けるよう求めた。
「マッド・サイエンティスト」ならぬ「マッド・インベンター(狂った発明家)」 を自称するステープルトンさんは、地元でたむろする若者たちによる15歳の娘に対する嫌がらせの対抗策として、この若者撃退機「モスキート(蚊)」を発明した。
この機械は、20歳以下の人には聞き取ることができ、30歳以上の人のほとんどには聞こえない不快な高周波音を発する。1台495ポンド(約10万1000円)するが、ステープルトンさんによるとこれまで欧州と北米で、口コミだけで4000台が売れた。
一方で、この機械に反対する人権擁護団体らが現れ、欧州では7000人が機械の使用禁止を求めてネット署名した。しかし欧州委員会(European Commission)は2日、「モスキート」を規制しない意向を明らかにした。
当のステープルトンさんはこの決定に困惑、発明者本人であるにもかかわらず各国政府に規制を求めた。「子どもたちを閉め出すために作ったわけではない。反社会的行為と闘うために作ったのであって、それが存在しないところで使用するべきでない。むやみやたらに使用されないよう規制してほしい」
ステープルトンさんは、購入者に「若者の反社会的行為に対してのみ使用する」との契約書にサインさせるようにしてはどうかと提案している。(c)AFP
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