【3月27日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)の太陽観測機「SOHOSolar and Heliospheric Observatory)」が26日に、太陽の3つの黒点0989、0988、0987を鮮明にとらえた。

 25日には、黒点0989で今年に入って最大のM2.0規模のフレア(太陽面爆発)が確認されており、太陽活動の活発化がうかがえる。同時にコロナ質量放出(CME)も確認されているが、噴煙が地球に達することはないという。

 Mレベルの中規模なフレアでは、地上の両極域で一時的な無線障害が起きる程度だが、小規模の放射嵐が発生することもある。(c)AFP