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口説き手段に「死んだふり」、クモの交尾成功率倍増、英誌

  • 2008年02月28日 03:41 発信地:パリ/フランス
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米フロリダ(Florida)州ケネディー宇宙センター(Kennedy Space Center)内にある野生動物保護区で撮影されたクモ(2006年9月7日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/JEFF HAYNES

【2月28日 AFP】死んだふりをした雄のクモは、雌との交尾のチャンスが倍増するとの研究結果が、27日付の英科学誌ニュー・サイエンティスト(New Scientist)に掲載された。

 デンマークのオーフス大学(University of Aaarhus)の研究グループによって行われた研究では、欧州の固有種、ピサウラ・ミラビリス(Pisaura mirabilis)に交尾をさせる状況を設定。すべての雄が、口にくわえた食べ物を雌に贈ることで、誘惑しようとした。

 ところが、じっとして動かない、つまり死んだふりをした雄は、食べ物にしがみついた雌に引きずられながらも、最適な位置に移動でき交尾に成功した。

 一方、不幸にも死んだふりをせず直接近付いた雄は、食べ物は残ったが、その後に「欲しかったもの」を手に入れることができなかった。

 また、死んだふりをした雄は、死んだふりをしなかった雄に比べて、多くの卵が受精するように長時間の交尾を行うことができたという。 

 本来、死んだふりは自衛手段として知られているが、交尾するための手段として観察されたのは初めてとみられる。(c)AFP

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