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「ライカ犬」搭乗の人工衛星「スプートニク2号」打ち上げから50年

  • 2007年10月31日 04:43 発信地:パリ/フランス
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1957年11月3日、共産党機関紙「プラウダ(Pravda)」に掲載された「スプートニク(Sputnik)2号」に乗せられ、地球の生物として初めて宇宙に送られたライカ(Laika)犬。(c)AFP/TASS

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【10月31日 AFP】モスクワ(Moscow)の通りで拾われた雑種犬「ライカ(Laika)」が人工衛星「スプートニク2号(Sputnik 2)」に乗って、地球上の生物として始めて大気圏を飛び出し宇宙に突入してから、11月3日で50年を数える。

 1957年11月3日午後10時28分(日本時間4日午後4時28分)、ライカは心拍数、血圧、呼吸を確認するためのセンサーが組み込まれた宇宙服に身を包み、監視カメラが取り付けられたスプートニク2号に乗って、帰還予定のない宇宙の旅へと出発した。

 公式には、1600キロ上空で1週間のミッションを完了したライカは、計画通りミッションの最後に毒を混ぜたえさを食べて安楽死したことになっていて、そして45年間そのように信じられていた。

 しかし、ライカが酸素不足で死んだとのうわさが流れ始め、最終的には2002年に米国で開かれた会議で、モスクワの生物医学研究所の研究員でスプートニク2号の打ち上げに携わっていたDimitry Malachenkov氏によって真実が語られることとなり、ライカが、発射後たった数時間で、ショックと熱による極度の過労で死んでいたことが明らかとなった。

 発射時の爆音とエンジンの振動におびえたライカは、スプートニクの上昇中に体を自由にしようと必死にもがき、脈拍は通常の3倍の速さになっていたという。

 宇宙船が軌道に到着するとライカは一時的にいくらか落ち着きをみせたが、ブースターとの分離の際に断熱材が一部損傷したため、数時間で船内の気温はセ氏15度から41度に上昇し、打ち上げから5時間後、ライカは生命反応を示さなくなった。

 ライカの死がいを乗せたスプートニクは軌道を回り続け、大気圏への再突入で焼失した。

 打ち上げから40年後、ライカとほかの2匹の犬が訓練を受けた、モスクワ郊外・スターシティー(Star-City)の航空宇宙医学研究所にライカの記念碑が建てられた。(c)AFP/Vilem Bischof

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