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チリのパタゴニア地方、湖が突然消滅

  • 2007年06月22日 12:50 発信地:サンティアゴ/チリ
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2007年6月4日、湖があった場所。(c)AFP/Corporacion Nacional Forestal

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【6月22日 AFP】チリ南部のパタゴニア(Patagonia)地方にある深さ約30メートルの大きな湖が、突然消滅した。同国の地質学者らは「謎」を解明しようと躍起になっている。

 この湖は、ベルナルド・オヒギンス国立公園(Bernardo O’Higgins National Park)の中にあった氷河湖。5月27日に森林公社の公園レンジャーが定期パトロールで訪れたところ、消えていた。氷塊が底に点在していたほか、複数の亀裂が走り、湖に流れ込んでいた川も干上がっていたという。同公社は、専門家らに原因究明を依頼した。

 地質学者らは、湖をせき止めていた氷が水圧で割れたために湖の水が流出したと見る。氷河専門家のAndres Rivera氏は「パタゴニア地方の特に湖が多い地域では頻繁に起こる現象であり、別に不思議だとは思わない」と語った。

 チリ大学の地質学者であるCarlos Palacios教授は、湖をせき止めていた氷が溶けるなどして脆弱(ぜいじゃく)になり、湖の水が一気に流出したと見る。

 2か月前の地震で亀裂が生じ、水が失われたとの見方も出ているが、Palacios教授は懐疑的だ。
「こうした現象は、地震では発生しない。地震がプロセスを加速した可能性はあるかもしれない」(c)AFP

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