【10月19日 AFP】米アップル(Apple)が18日に発表した7~9月期の決算は、タブレット型端末iPad(アイパッド)の販売台数が大幅に伸びたこともあり、売上高が282億7000万ドル(約2兆1800億円)、純利益が66億2300万ドル(約5100億円)と、7~9月期としてはいずれも過去最高を記録した。

 iPadの販売台数は、前年同期比2.66倍の1112万台だった。iPhone(アイフォーン)とマッキントッシュ(Macintosh)パソコンの販売台数もそれぞれ同21%増の1707万台、同26%増の489万台だった。

 ただしアップル株価は、iPhoneの販売台数が市場予測を下回ったこともあり、一時6%以上下落した。アップル側は、iPhoneの勢いがやや後退したことについて、前週のiPhone 4Sの発売前にiPhoneの最新モデルに関するうわさが流布し、買い控えが発生したためではないかとみている。

 日本や米国など7か国で14日に発売されたiPhone 4Sは、これまでに400万台以上が売れている。(c)AFP

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