【9月5日 AFP】韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)は5日、独ベルリン(Berlin)で開催中の国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)での新型タブレット端末「ギャラクシータブ7.7(Galaxy Tab 7.7)」を中止したと発表した。

 米アップル(Applle)が起こした訴訟で独デュッセルドルフ(Duesseldorf)の地方裁判所が2日、同製品の販売とマーケティングの仮差し止め命令を出したことを受けての対応。サムスンは声明で「裁判所の決定を尊重し、展示中止を決めた」と述べた一方、裁判所の判断は「ドイツの消費者の選択肢を深刻に制限する」ものだと指摘。「法的措置も含め、あらゆる可能な対策」を取って欧州市場での販売を守る方針を示した。

 サムスンはタブレット端末「Galaxy Tab 10.1」でも、ドイツ国内での販売について8月末に仮差し止めを命じられており、9日の審理で判断が下される。

 携帯電話世界2位のサムスンは、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末のデザインや技術をめぐってアップルと激しい特許訴訟を繰り広げている。アップルは、サムスンがアップルのiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)を模倣したとして、サムスン機種の販売・マーケティングの差し止め訴訟を複数の国で起こしている。これに対してサムスン側も、アップルがサムスンの無線技術を侵害していると主張して対抗訴訟を起こしている。(c)AFP