【1月3日 AFP】米アップル(Apple)のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」の一部で1日~2日、アラーム時計が鳴らない不具合があり、寝坊して約束に遅れたなどユーザーから苦情が出ている。iPhoneのアラームが鳴らないトラブルは、この数か月で2回目。

 アップルが米雑誌マックワールド(Macworld)に寄せた説明によると、1日と2日にアラームの鳴動設定で「繰り返し」を設定していなかった端末で、設定時刻になってもアラームが起動しなかったという。3日以降は正常に動作しているという。

 問題が発生したのは前年11月発売の最新型iPhoneとタブレット端末「iPad」とみられるが、テクノロジー専門ブログ「Engadget(エンガジェット)」によると、従来型でも発生した可能性がある。
 
 このトラブルをめぐり、マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」には多数の苦情コメントが上がった。あるユーザーは2日朝、「iPhone様へ。なぜあなたのアラームはけさ、鳴らなかったのですか。6回分セットしてあったのに。教会に行けなかったではないか。この役立たず」と投稿した。

 iPhoneのアラーム時計をめぐっては前年11月初め、オーストラリアや英国で、夏時間終了に対応できず設定時刻にアラームが鳴らない不具合が起き、そのせいで会社に遅刻したなどとユーザーが苦情を訴える出来事があったばかり。(c)AFP

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