【5月5日 AFP】米インターネット検索最大手グーグル(Google)は4日、電子書籍の販売サイト「グーグル・エディションズ(Google Editions)」を7月末までに立ち上げる計画を明らかにした。著作権者の許可を得た上で絶版になっていない作品を販売する。

 グーグルが販売する電子書籍は、スマートフォンからパソコンまで、ブラウザが利用できればどんな機器でも読むことができる。

 また、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の電子ブック「キンドル(Kindle)」や、多くの出版社が採用している米国の電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing ForumIDPF)」のオープンフォーマット「EPUB」対応の電子ブック、そしてもちろん米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」でも読書を楽しめる。

 電子書籍販売は、すでにアップルやアマゾン・ドットコムが手がけているが、グーグルの参入によって電子書籍市場の競争激化が予想される。(c)AFP