【4月15日 AFP】米議会図書館(US Library of Congress)は14日、マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」に投稿されたメッセージ、いわゆる「ツイート(つぶやき)」を同サービスが開始された4年前にまでさかのぼり、アーカイブとしてすべて電子保存する方針を発表した。

 世界最大の所蔵を誇るワシントンD.C.(Washington D.C.)の同図書館は自らのツイッター・アカウント「Twitter.com/librarycongress.」で次のように発表した。「当館はツイッターの『全』アーカイブ、2006年3月以降の『全』公開ツイートを入手する!」

 さらに議会図書館コミュニケーション・ディレクターのマット・レイモンド(Matt Raymond)氏は同図書館のブログに「つまり『膨大な』つぶやきが保存される。ツイッターに投稿されるつぶやきは1日5000万以上、これまでの合計では数十億に上るだろう」と書き込んだ。

 レイモンド氏によると、主なアーカイブ目的は学術・研究機関による利用で、後世のために「重要なデジタル・コンテンツ」を保存するという同図書館の活動の一環と位置づけられている。(c)AFP