【2月23日 AFP】米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)は23日、米インターネット検索大手グーグル(Google)が中国国内で検閲無しで検索結果を提供することについて、グーグルと中国当局者が協議を再開する見通しだと伝えた。

 グーグルは1月、中国政府の検閲に抗議して同社の中国語検索サイトgoogle.cnの閉鎖も辞さない態度を示したが、協議再開にあたってなんらかの進展があったのか、あるいはグーグルが撤退を余儀なくされるのかなど詳しいことは明らかになっていない。

 グーグルは同社のメールサービス「Gmail」にある世界中の中国人人権活動家のメールアカウントを標的にしたサイバー攻撃があったとして、最後通告を中国に突きつけている。(c)AFP