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携帯電話のマネー機能が途上国で大活躍、庶民の味方に

  • 2010年02月22日 18:35 発信地:アフガニスタン/スペイン
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ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で、携帯電話を使って送金する男性(2007年4月23日撮影)。(c)AFP/TONY KARUMBA

【2月22日 AFP】給与の振り込みに家族への送金――銀行やATMの数が少ない途上国で、携帯電話が「個人銀行」として活躍している。

■銀行口座がなくてもOK

 銀行口座を持たない人でも給料の受け取りや公共料金の支払い、送金などができる携帯電話のマネー機能は、世界各地の特に地方やへき地で強力な金融ツールとなりつつある。

「携帯電話を持っているが、銀行口座を持たない人は、世界で10億人に上る」と話すのは、移動体通信業界団体「GSMアソシエーション(GSM AssociationGSMA)」のギャビン・クルーゲル(Gavin Krugel)取締役だ。

 携帯電話を通じた銀行取引「モバイルバンキング」の人気もうなぎ上りだ。6年前にモバイルバンキングを開始したフィリピンと南アフリカでは、それぞれ850万人と450万人がサービスを利用する。

 GSMAによると、「携帯マネー」の利用者数は世界中で4000万人に上っており、業界は成長を続けている。最も活発な地域はアフリカとアジアで、今年は南米で利用者が増えると見込んでいるという。

■思わぬメリットも

 携帯電話でできるお金のやりとりは、さまざまだ。親類への送金から、商店での買い物、銀行に行くのが面倒な雨の日のために予備の資金を取り分けておくのも、すべて端末のダイヤルをプッシュするだけで住む。

 こうした「携帯銀行」のおかげで、たとえばアフリカに住む人びとの生活はずいぶんと楽になった。これまでは銀行の前に伸びた長蛇の列に並ばなければならなかったため、たった1件の振り込みでさえ1日がかりだったのだ。

 一方、警察官の給与振り込みに携帯電話を活用する試みを始めたアフガニスタンでは、受け取る月給の額が25~30%も増えた警官らが驚いている。現金で給与が支払われていた時は、手元に届くまでに着服されるなどしていたのだという。(c)AFP/Celine Cornu

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