【1月21日 AFP】2009年、42億ドル(約3840億円)規模に成長した携帯電話向けアプリケーション市場で、ダウンロードのシェアの99%を米アップル(Apple)が独占した。

 米IT関連調査会社ガートナー(Gartner)によると2009年、スマートフォン向けのミニ・アプリケーションのダウンロード回数は延べ25億1600万回だったが、そのうち少なくとも99.4%をアップルのアプリケーションが占めた。

 携帯向けアプリケーションの収益についてガートナーでは、2009年は42億4000万ドル(約3880億円)だったとみており、今後2010年には68億ドル(約6230億円)、2013年までには295億ドル(約2兆7000億円)に達すると予測している。

 アップルの1月上旬の発表によると、2008年7月にオンラインショップApp Store(アップストア)を開始して以降、有料・無料を合わせ、iPhone(アイフォーン)およびiPod Touch(アイポッド・タッチ)用のアプリケーションは30億回以上、ダウンロードされている。

 2010年も現在の傾向が続けば、少なくとも全シェアの3分の2をアップルが占めることになると、ガートナーのアナリストたちは予測している。(c)AFP