【2月24日 AFP】米アップル(Apple)は前月、同社のオンラインストア「iTunes Store」内に前年7月にオープンした携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」向けサービス「App Store」から、これまでに5億個以上のアプリケーションがダウンロードされたと発表したが、最新の調査でユーザーはアプリケーションにすぐに飽きてしまうことが判明した。

 iPhone向けアプリケーション開発者を支援する「Pinch Media」社が行った調査によると、ダウンロードした1か月後にもアプリケーションを積極的に使用するユーザーは5%に満たないことが判明。有料アプリケーションよりも無料アプリケーションの方で、興味を失うまでの期間がわずかに短いことも明らかになった。

 長期的に使用されるアプリケーションは全ダウンロード数のわずかに1%。「App Store」で購入したアプリケーションを翌日も使用するiPhoneユーザーは30%にすぎないことも判明したが、他のカテゴリーに比べると、ゲームは比較的長期間使用されるという。

「App Store」では現在、1万5000種以上のアプリケーションが入手可能となっている。(c)AFP