【12月11日 AFP】ソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)は11日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PlayStation 3)」用の仮想空間サービス「Home」を全世界で公開した。

「Home」は、PS3ユーザーなら世界中どこからでも無料でダウンロードできる専用アプリケーションを使用。ユーザーはリアルなアバターを動かしてナイトクラブや商店を訪れたり、「自宅」を建てて友人のアバターを招いたり、乗り物を作ったりして楽しめる。また、簡易メッセージ機能や動画共有サービス、ボイスチャットなども提供する。

 ソニーは「Home」について、高解像度のグラフィックとゲームの楽しさは「PS3ならでは」としている。これまでゲームで遊ぶことのなかった客層を取り込んでPS3に新たな需要を喚起し、ライバル・任天堂(Nintendo)の家庭用ゲーム機「Wii」などとの競争を優位に運ぶ狙いだ。(c)AFP