【10月12日 AFP】米家電協会(Consumer Electronics AssociationCEA)は7日、世界的な金融危機をやり過ごそうと外出を控える人が増える一方、家電製品の販売が伸びていると発表した。

 CEAのエコノミスト、ショーン・ドゥブラバック(Shawn DuBravac)氏によると、フラットパネルテレビの販売台数は前年から40%上昇した。テレビゲーム関連商品も、今年の年末商戦では前年よりも売り上げを伸ばす見通しだという。

 ドゥブラバック氏は、「消費者は引きこもっている。クリスマスに祖父母に会いに行けないから、携帯でも買って電話でもしようかなというところだ」と話している。

 最新機器を求める人々にとっては依然として携帯性が魅力となっており、家電の中でもノート型パソコン、携帯電話、衛星ナビゲーションシステム機器などが売れ筋だ。

 ドゥブラバック氏は、家にこもってインターネットで特売品を買い求める人が増えるため、オンラインショップも恩恵を受けると予想している。(c)AFP