ドイツ・デュッセルドルフ(Deusseldorf)で行われたデジタル機器の見本市で、ネット検索大手グーグル(Google)のロゴ(2007年9月25日撮影)。(c)AFP/DDP/MICHAEL GOTTSCHALK
【7月4日 AFP】米メディア大手バイアコム(Viacom)がネット検索大手グーグル(Google)を相手取り、傘下の動画共有サイト・ユーチューブ(YouTube)の著作権侵害を訴えていた裁判で、米ニューヨーク(New York)州地裁は1日、ユーチューブで動画を閲覧した利用者の閲覧記録をバイアコムに提供するよう、グーグルに命じた。
バイアコムは、同社が著作権を有するテレビ番組の録画ビデオがユーチューブに投稿された問題で、利用者の共犯としてグーグルに対し数十億ドル規模の著作権侵害訴訟を起こしており、証拠として利用者データの提供を要求していた。
ニューヨーク地裁のルイス・スタントン(Louis Stanton)裁判官はグーグルに、ユーチューブで動画を1度でも閲覧した利用者のログインIDと、動画閲覧に使ったコンピューターを特定できるIPアドレスを、バイアコムに提供するよう命じた。
一方で、ユーチューブの動画検索やインターネット検索でグーグルが利用している非公開のソースコードの開示については、バイアコムの要求を退けた。またユーチューブ利用者が個人的に保存している動画ファイルへのアクセスも認めなかった。
グーグル側はいずれの要求にも反対していた。
グーグルは3日、失望を表明するとともに、今回の訴訟はインターネットの根幹に対する攻撃だと非難した。またネットの権利団体Electronic Frontier FoundationのKurt Opsahl弁護士は、判決がプライバシーの権利における大きな逆行だと述べ、強い反発を示した。(c)AFP/Glenn Chapman
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