米グーグル、携帯電話向け包括的オープンソフト「アンドロイド」を発表
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【11月6日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は5日、携帯電話向けの包括的オープンプラットフォーム「アンドロイド(Android)」を発表した。「アンドロイド」は音楽ダウンロード、SNSなどの各種携帯電話サービスに対応する無償ソフト。
米半導体インテル(Intel)、米通信機器モトローラ(Motorola)、スペイン通信テレフォニカ(Telefonica)、中国移動通信集団公司(China Mobile)、韓国LG電子(LG Electoronics)など世界各国の企業34社で立ち上げるアライアンス「Open Handset Alliance」が「アンドロイド」対応の新型携帯電話を開発し、携帯電話市場への投入を目指す。
グーグル共同設立者のサーゲイ・ブリン(Serge Brin)氏は記者会見で「『アンドロイド』の設計仕様は誰にでも完全にオープン。携帯電話改革に大きく貢献するだろう」と語った。
一方、エリック・シュミット(Eric Schmidt)グーグルCEOは、同社が「アンドロイド」ソフトウェア開発を機にグーグル専用携帯電話機「Gフォン(G-phone)」の発売を目指しているとの憶測を否定した。
「アンドロイド」対応アプリケーション開発用キットは1週間以内にも公開予定で、「アンドロイド」対応携帯電話の第1号は2008年下期ごろの市場投入となる見込みだという。
「アンドロイド」搭載の携帯機器の課金システムには、PC版グーグルと同様の広告収入システムが採用される。(c)AFP/Glenn Chapman
米半導体インテル(Intel)、米通信機器モトローラ(Motorola)、スペイン通信テレフォニカ(Telefonica)、中国移動通信集団公司(China Mobile)、韓国LG電子(LG Electoronics)など世界各国の企業34社で立ち上げるアライアンス「Open Handset Alliance」が「アンドロイド」対応の新型携帯電話を開発し、携帯電話市場への投入を目指す。
グーグル共同設立者のサーゲイ・ブリン(Serge Brin)氏は記者会見で「『アンドロイド』の設計仕様は誰にでも完全にオープン。携帯電話改革に大きく貢献するだろう」と語った。
一方、エリック・シュミット(Eric Schmidt)グーグルCEOは、同社が「アンドロイド」ソフトウェア開発を機にグーグル専用携帯電話機「Gフォン(G-phone)」の発売を目指しているとの憶測を否定した。
「アンドロイド」対応アプリケーション開発用キットは1週間以内にも公開予定で、「アンドロイド」対応携帯電話の第1号は2008年下期ごろの市場投入となる見込みだという。
「アンドロイド」搭載の携帯機器の課金システムには、PC版グーグルと同様の広告収入システムが採用される。(c)AFP/Glenn Chapman