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世界の迷惑メール数、1日で30%急増、株式売買アドバイスにご注意

  • 2007年08月09日 22:19 発信地:パリ/フランス
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2002年2月20日、バンコク(Bangkok)のインターネットカフェで電子メールをチェックするカップル。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL

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【8月9日 AFP】受け取った差出人不明の電子メールを開けると「特定の企業の株式を今買えば得をする」というアドバイスが入っている--こんな内容のスパムメール(迷惑メール)が過去24時間に大量に送信され、世界のスパムメールの総量が30%増えたという。史上最大の株式操作活動だとITセキュリティ企業が9日、警告を発した。

 英国に拠点を置くコンピュータ・セキュリティ企業ソフォスラボ(SophosLabs)によると、このスパムメール送信は現在、5億通にも達したという。メールの本文は「『Prime Time Stores Inc.』という米国の無名の株式会社に投資すると得をする」という内容だ。

 これはスパムメールの送り手が、自分が購入した株式銘柄を他人も買うよう不特定多数にメールで勧め、その結果、株価が上がったところで売り抜ける「パンプ・アンド・ダンプ」という株式操作手法とされる。

 「今回のスパムメールの急増は24時間前にドイツで察知され、以降、世界のスパムメールの量が通常より30%増えた」とソフォスラボのシニア技術コンサルタントGraham Cluley氏は述べる。

 ソフォスラボによると、2005年1月当時には、全世界のスパムメール総数の1%以下しか占めていなかったこうした株式取引関係のスパムが、現在では全体の25%を占めると推定される。

 『インターネットFORダミーズ(Internet for Dummies)』の著者ジョン・レヴィン(John Levine)氏によると、規制当局や警察の努力にもかかわらず、スパムメールの送り手を特定するのは極めて難しいという。同氏は匿名のメールで送られる株式情報には踊らされないようにと警告する。「他人のためを思って株式情報を教える人物なんているわけがない。これは1920年代の大恐慌時代でも今でも変わらない」。(c)AFP

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