【1月15日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は12日、エジプト、スーダン、リビア国境に位置するウェイナット山(Jebel Uweinat、標高1934メートル)の衛星画像を公開した。

 西側の斜面はおおむね泉、低木、草地からなるオアシスで、キリンやライオン、ダチョウ、ガゼル、人間などをモチーフとした有史以前の岩絵があることでも知られる。山の西側は、貫入性の花こう岩が直径約25キロの環状に並び、東側部分は周辺の砂漠の高さから隆起した4つの台地が砂岩を形成している。

 同地域は地球上で最も乾燥した場所の1つで、1998年以来、降雨は報告されていない。(c)AFP