【1月4日 AFP】米マサチューセッツ(Massachusetts)州の町コンコード(Concord)で、1日から使い捨てボトル入りの水の販売が禁止された。

 水道水の利用推進と世界中で問題になっているプラスチックごみの削減が目的。対象となるのは使い捨てボトルに入った味付けされていない非炭酸飲料で、コーラなどのソフトドリンクは対象外だ。

 この措置の実現に向けて活動してきたジーン・ヒル(Jean Hill)さん(84)は2010年、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に「ペットボトル飲料水メーカーは私たちの地下水を吸い上げて私たちに売りつけている。これをなんとかするまで私は運動を続ける」と語っていた。

 ペットボトル入り飲料水を販売すると1回目で警告を受け、2回目は25ドル(約2200円)の罰金、3回目以降は50ドル(約4400円)の罰金が科される。(c)AFP