【4月19日 AFP】野生生物保全協会(Wildlife Conservation SocietyWCS)のマレーシア・プログラムは18日、マレーシア南部ジョホール(Johor)州の国立公園で、同国で初めて野生のヒョウの撮影に成功したと発表した。マレーシアでは近縁種のクロヒョウは多く生息しているが、斑点のあるヒョウは撮影されておらず、絶滅の可能性が指摘されていた。

 今回、WCSは10年をかけたプロジェクトの一環としてEndau-Rompin国立公園に70台のカメラを設置。撮影された1万1500枚の写真のうち、3枚にヒョウが写っていたという。ネコ科の大型動物ではほかに、トラやマーブルキャットなど5種の姿が確認されたという。(c)AFP