【4月15日 AFP】オーストラリア沖合にある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)南端で中国船籍の石炭運搬船が座礁した事故で、オーストラリア連邦警察は14日、海洋公園に被害を与えたとして、同船の船長ら中国人2人を逮捕した。

 逮捕されたのは、「深能1号(Shen Neng 1)」の船長(47)と、事故当時に当番だった1等航海士(44)の2人。有罪が確定すれば、船長には最高5万5000豪ドル(約480万円)の罰金が、1等航海士には最高で禁固3年か22万豪ドル(約1900万円)の罰金、またはその両方が科される可能性がある。(c)AFP