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サメ類の国際取引規制案、1種のみ可決 ワシントン条約締約国会議

  • 2010年03月24日 10:51 発信地:ドーハ/カタール
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コスタリカ沖のココ島(Coconut Island)近海で撮影されたアカシュモクザメ(撮影日不明)。(c)AFP/UNDER SEA HUNTER

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【3月24日 AFP】カタール・ドーハ(Doha)で開催中のワシントン条約締約国会議(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and FloraCITES)は23日の委員会で、サメ類の国際取引規制案4案について、アカシュモクザメやヨゴレザメなどに関する3提案を否決、ニシネズミザメに関する1提案のみを可決した。

 アカシュモクザメやヨゴレザメ、アブラツノザメなどは、世界的に取引に規制がかかっておらず、アカシュモクザメとヨゴレザメは絶滅の危機にひんしているとされている。規制案が否決されたことに関し、環境保護団体は強く反発している。

 アカシュモクザメやヨゴレザメは、世界各地の中国人社会で珍重されているフカヒレ料理のために需要が急増しており、毎年数百万匹が捕獲されている。捕獲されフカヒレを切り取られると、海中に投棄されることが多いという。

 数十年前までは、この2種は豊富に生息していたが、現在、一部の地域では個体数が90%も減っているという。

■日本が規制反対の動きを主導

 規制案は米国が提案したが、日本はサメの個体数管理はCITESではなく、各地域の漁業団体が行うべきだと主張し、規制反対の動きを主導した。

 多くの非営利団体(NGO)が、規制案否決において日本のロビー活動が大きな役割を果たしたと指摘する。

 あるNGO関係者は、「日本はすべての海洋生物に関する提案に反対するつもりであることがはっきりしてきた」と述べた上で、「クジラに関しては日本は伝統だと言った。クロマグロに関しては食用だと言った。だが、サメに関しては経済利益以外のなにものでもない」と指摘した。(c)AFP/Marlowe Hood


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