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希少なシロサイの角を切断、ケニアの密猟者対策

  • 2010年01月27日 18:26 発信地:ナイロビ/ケニア
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ケニア・ナニュキ(Nanyuki)のオルペジェタ自然保護区(Ol Pejeta Conservancy)へ輸送されたキタシロサイ(2009年12月20日撮影)。(c)AFP/TONY KARUMBA

【1月27日 AFP】前月にチェコの動物園からケニアに移送された非常に希少なキタシロサイ4頭について、角をあらかじめ切りとる密猟者対策が行われた。自然保護区関係者が26日明らかにした。

 シロサイの亜種であるキタシロサイは、世界で8頭にまで数が減少した絶滅危惧(ぐ)種であり、うちチェコで飼育されていたオスメス各2頭が前年12月、繁殖の望みを託されてケニアのオルペジェタ自然保護区(Ol Pejeta Conservancy)へ輸送された。

 保護区関係者がAFPに明らかにしたところによると、ケニアでサイの角を狙った密猟が急増していることから、サイの角を切り落とす措置がとられた。「角のないこれらのサイは、密猟者にとってはなんの価値もない」と関係者は語った。

 角を切り落とすことには、サイ本来の上向きの角が再生されるという利点もあるという。角をこすりつける樹木がない動物園などでは、角が上向きに伸びないのだという。

 保護区に放された4頭には、追跡調査のため、切り落とされた角の根元にマッチ箱大の送信機が埋め込まれた。

 サイの個体数が世界第3位のケニアでは2009年、クロサイ12頭とシロサイ6頭が密猟者に殺されるなど、サイの密猟件数が過去最悪となった。今月には、10歳のシロサイの殺害への関与が疑われる密輸組織の存在が明らかになり、12人が逮捕されている。(c)AFP

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