【12月11日 AFP】デンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で開かれている国連気候変動枠組条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)第15回締約国会議(COP15)を取材中のAFP特派員は11日、地球の気温上昇を1.5~2.0度以内に抑制することを目標とする初の公式草案の内容を確認した。

 1.5度の目標を受け入れているのは、気候変動による脅威が大きい島しょ国やアフリカの多くの国で、2度を支持しているのは工業化の進んだ富裕国や、中国、インド、ブラジルなどの新興大国。

 目標は温度上昇を産業革命前の状態に抑えることだ。草案は18日の首脳級会合に向けて参加194か国の環境担当相に配布される。(c)AFP