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北極の氷が劇的に減少、NASAの衛星データで判明

  • 2009年07月09日 10:38 発信地:ワシントンD.C./米国
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米航空宇宙局(NASA)が公開した、北極の夕日(撮影日不明。資料写真)。(c)AFP/NASA/JPL/Jeremy Harbeck

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【7月8日 AFP】(写真追加)北極の氷は2004年の冬季から08年の冬季の間に極端に薄くなり、溶けにくいとされる厚くて古い氷も米アラスカ(Alaska)州の面積ほど縮小しつつある――。こうした研究結果が7日の科学誌「Journal of Geophysical Research-Oceans」に発表された。

 米航空宇宙局(NASA)と米ワシントン大学(University of Washington)の科学者チームは、NASAの観測衛星ICESatによる観測データをもとに、北極海の氷の厚さと容積の経年変化を測定した。

 測定の結果、氷は年間で17.8センチ、4回の冬季を経て67センチ薄くなっていたことが判明した。さらに、夏季を2回以上経た厚くて古い氷が、この期間に42%、アラスカ州の面積分ほど縮小したこともわかった。

 北極の氷床は冬季に成長し、夏季には風や海流の影響で一部が分離し、さらには高めの気温で氷床の大部分が融解する。厚くて分厚い氷は薄い氷に比べて夏季でも溶けにくいと考えられてきたが、近年、夏に失われる氷の量は冬に生成される氷の量を上回るようになってきているという。こうした傾向は、熱を吸収しやすいために海水温が高い開水面で強いという。

 研究チームは、こうした氷の厚さや容量の変化の原因は、近年の温暖化や海氷のいびつな循環パターンにあると考えている。(c)AFP

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