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2100年までに最低でも1メートルの海面上昇、科学者らが指摘 デンマーク

  • 2009年03月11日 05:41 発信地:コペンハーゲン/デンマーク
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南極・アデレード島(Adelaide Island)のノースベイ(North Bay)沖に浮かぶ氷山(2008年7月17日提供)。(c)AFP/British Antarctic Survey/Pete Bucktrout

【3月11日 AFP】12月に国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate ChangeUNFCCC)第15回締約国会議(COP15)を控えたデンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で10日、世界中の科学者らが集まり、気候変動問題などでの研究成果を発表する会合が開かれた。この中で、地球温暖化の影響が、国連機関の2年前の予測を超えて拡がっていることが明らかになった。

 会合では、今世紀の海面上昇は、2007年の予測よりも数倍の規模となる可能性があると指摘された。07年に国連の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate ChangeIPCC)」がまとめた予測は、現在の気候変動政策の科学的基礎になっている。

 会合で発表された新たな研究成果によると、グリーンランド(Greenland)や南極の氷河融解によって増加する海水を考慮に入れると、海面は当初の予測以上に上昇することになるという。

 IPCCの予測は、気温上昇による海洋の膨張に重点が置かれており、氷河の融解や海中への崩壊などに関してはあまり考慮されていなかった。

 ドイツの気候変動ポツダム研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)の気候専門家Stefan Rahmstorf氏は、新たなモデルを使い、「IPCCによる将来の気温見通しに沿っていくと、2100年までの海面の上昇幅は75-190センチメートルとなる」と語った。

 Rahmstorf氏はさらに、世界各国が今後、何らかの方法で地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出を劇的に削減したとしても、「最も上昇しない場合」で約1メートルだと語った。(c)AFP/Marlowe Hood

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