【9月14日 AFP】国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長が12日、ニューヨーク(New York)市内で太陽電池を利用したソーラーカー「ソーラータクシー(Solartaxi)」を試乗した。

 公邸から国連本部までソーラータクシーを自ら運転した潘事務総長は、「代替エネルギーの一つである太陽光を利用したソーラータクシーが、われわれは独創的で実践的でなければならないというメッセージを世界各国の人々へ届けてくれることを願う」と感想を述べた。

  ソーラータクシーを発明したのはスイスのルイス・パーマー(Louis Palmer)さん(37)。パーマーさんはスイス政府の支援を受け、前年12月の国連気候変動枠組み条約(UN Framework Conference on Climate Change、UNFCCC)第13回締約国会議(COP13)が開かれていたインドネシア・バリ(Bali)を皮切りに、ソーラータクシーで世界各国を回っている。12月上旬には第14回締約国会議(COP14)開幕に合わせてポーランドのポズナニ(Poznan)入りする。(c)AFP