国際ニュース検索

ケニア政府、自然の宝庫「タナ川デルタ」をバイオ燃料用サトウキビ畑に転用へ

  • 2008年07月03日 11:18 発信地:ナイロビ/ケニア
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

ケニアのモンバサ(Mombasa)近郊のガジ(Gazi)にあるマングローブ林(2007年5月19日撮影)。(c)AFP/TONY KARUMBA

【7月3日 AFP】ケニア政府は1日、希少な野生動物が多数生息するタナ川デルタ(Tana River Delta)をバイオ燃料用サトウキビ畑に転用するプロジェクトを承認したと発表した。計画には環境保護団体などが異議を唱えていた。

 このプロジェクトは、タナ川デルタでサトウキビを栽培し、1日あたり8000トンをひき、年間34メガワットの発電とエタノール2300万リットルの生産を目指すもの。240億シリング(約400億円)が投入される。

 英国鳥類保護協会(Royal Society for the Protection of Birds)と自然保護団体ネイチャー・ケニア(Nature Kenya)は、栽培地が2万ヘクタール以上にも及ぶことから、「壊れやすいデルタの生態系を破壊する」と反対している。牧草地と農地が失われることによる甚大な影響も指摘されている。
 
 フレッド・グモ(Fred Gumo)地方開発省相は、「これは地元民の利益のために政府の肝いりで行われる重要なプロジェクト。この国では多くの人間が砂糖を輸入しているが、そうした輩がプロジェクトに反対している」と話した。(c)AFP
AFPBB News トップへ

    関連情報

このニュースをソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • トピックイットに投稿する

この記事の前後のニュース

新着ユーザースライドショー

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ