【3月5日 AFP】米海洋大気庁(NOAA)の海洋水産局(National Marine Fisheries Service、NMFS)は、テキサス(Texas)州のメキシコ湾(Gulf of Mexico)沿岸で3、4日の両日、バンドウイルカの死がいが大量に打ちあげられているのを発見したと発表した。
同局によると、発見された死がいは計21体だが、前年にも同地域で約2週間に70体のイルカの死がいが打ちあげられたことから、さらなる大量死も懸念されているという。
前年は、イルカの死がいは発見時、腐敗が進みすぎていたため大量死の原因を解明することはできなかった。
今回、同州ガルベストン(Galveston)に近いBolivar半島で見つかったバンドウイルカの死がいも腐敗が進んでいるが、まだ原因解明できる可能性があるとして同局は期待を寄せている。すでに死がいから検体が採取され、病気の兆候がなかったか調べる予定だという。
また、今回は海洋調査を実施して腐敗の進んでいない死がいを発見し、より多くの情報を得たいとしている。
さらに、過去3週間の衛星写真から、赤潮が原因で大量死した可能性についても検証するという。赤潮は有害な藻で、メキシコ湾では頻繁に発生するようになっている。
当局によると、赤潮はこれまでにも発生していたが、同海域では頻繁に発生するようになり、また海洋生物への影響も見られるようになった。近年メキシコ湾岸で頻発する海洋生物の大量死の原因は赤潮だという。
今回の大量死以前に、1991年から米国の海域で発生した海洋生物の異常大量死は41件あり、うち23件は過去3年以内に発生している。(c)AFP
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