関連情報世界トイレサミット
2006年9月7日、第6回世界トイレサミット(World Toilet Summit)の展示センターに飾られたトイレに座る女性の像。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV
【10月18日 AFP】(一部修正)ヒトの排泄物をリサイクルし、生物ガスと肥料を格安で生産するシステムを採用すれば、世界中でトイレ施設のない環境に住む26億人の数を半減させ、地球温暖化を緩和することもできる。インドの環境専門家がこんな構想を提唱している。
国際ボランティアNGO「スラブ・インターナショナル(Sulabh International」の創設者ビンデシュワル・パタク(Bindeshwar Pathak)氏は10月末、ニューデリー(New Delhi)で開催される「世界トイレサミット(World Toilet Summit)」で、ヒトの排泄物利用に関する詳細な計画を発表する。
インドだけでもトイレ施設を十分に利用できない人の数は、7億3000万人に上るとみられている。「2002年、南アフリカで採択された国連(UN)の『ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals、MDGs)』では、トイレが利用できない世界の人口26億人を、2015年までに半分に削減する目標が設定された」(パタク氏)
排泄物を有機的に分解した生物ガスを燃やして調理の燃料や発電に利用し、尿を肥料にするシステムを提供することで、インドは世界に貢献できるとパタク氏は語る。同氏は「世界中の人にこの技術について知ってほしい。このシステムは、アフガニスタンのカブール(Kabul)で実際に稼働中で、『ミレニアム目標』を達成し、温暖化を緩和することができる」と大きく期待する。
2001年に非営利団体として創設された「世界トイレ機関(World Toilet Organisation)」は、公衆衛生の改善を主要な世界的課題として掲げ、42か国の55団体が加盟している。(c)AFP










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