【6月26日 AFP】(写真追加、一部更新)ロサンゼルス郡検視局(Los Angeles County Coroner's office)は25日、米歌手のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さん(50)が死亡したことを確認した。

 ジャクソンさんは同日午後2時26分(日本時間26日午前6時26分)、死亡が確認された。

 ジャクソンさんの死亡については、芸能情報サイト「TMZ.com」などが伝えていた。同サイトによると、ジャクソンさんはロサンゼルスの自宅で同日正午(同26日午前4時)過ぎに心肺停止状態に陥り、救急隊員が午後零時21分に駆け付けて蘇生(そせい)を試みたが、搬送先のカリフォルニア大学ロサンゼルス校医療センター(UCLA Medical Center)で死亡したという。

 現在のところ、ジャクソンさんのマネージャーのTohme E. Tohme氏および同病院からはコメントが出ていない。

 ロサンゼルス消防当局はジャクソンさんの身元を確認していないが、救急隊が出動したのはジャクソンさんの住所だったとしている。

 つい最近、名前は未確認のジャクソンさんの家族の1人がTMZ.comにジャクソンさんの体調が非常に悪化していると述べていた。TMZは、今回ジャクソンさんが心停止状態になったことを報じた最初のメディアだった。

 ジャクソンさんの父親、ジョー・ジャクソン(Joe Jackson)さんはE! Onlineに対し、ジャクソンさんの緊急事態は知らされているが詳細は分かっていないと伝えた。

「私は今ラスベガス(Las Vegas)にいるが、ロサンゼルス(Los Angeles)にいる人たちが私に電話で『今マイケルと一緒にいる。彼は病院に運ばれた』と教えてくれた。何が問題なのかは、はっきり分からない。向こうからの連絡を待っている状態だ」と話している。(c)AFP