【10月29日 MODE PRESS】シングルアラフォーに向けた新雑誌「ドレス(DRESS)」が2013年4月1日に創刊する。これに先駆け29日、新会社giftの設立発表会とともにDRESS創刊発表会が東京・渋谷で開かれた。

■DRESSな女とは?

 これまで「STORY」や「美STORY」など数々の女性誌を世に送り出し、「美魔女」という言葉を生みだし一大ブームを巻き起こしてきた山本由樹氏が今回編集長として手がけるのは、シングルアラフォーにむけた新雑誌。価値観が多様化する中で女性の生き方も様々な選択のなかにある。今回の新雑誌では、それぞれの生き方をポジティブに誇れるような社会を目指した、女性の幸せな社会変革に挑戦する。

 「仕事をしていてもしていなくても、子供を産んでも産まなくても、働くとか働かないとか、女性の人生は選択の連続。どんな選択をしようとも自由で輝いていられるような、柔軟性のある社会にしたいという目的のもと、DRESSは創刊します。雑誌を核にしながら社会を変える、大きなプロジェクトだと思っている。自由と責任、そして愛。100年先の女性の生き方を応援していきます。100年後にも残っていけるような雑誌でありたいと思っている」と山本編集長。また、創刊1年間は表紙モデルを女優の米倉涼子が務める。

■コンテンツで幸せなgiftを世の中に届けたい

 今回創刊される新雑誌は、新会社giftから発行される。株式会社幻冬舎の見城徹社長(株式会社gift取締役会長)を筆頭にプロデューサーの秋元康氏(株式会社gift最高顧問)、エイベックスホールディング株式会社取締役社長の松浦勝人氏(株式会社gift名誉会長)、株式会社サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏(株式会社gift取締役副会長)、DRESS編集長の山本由樹氏(株式会社gift取締役社長)ら各界のエキスパートたちによって構成される同社では、まず新雑誌「DRESS」の創刊にはじまり、今後さまざまなコンテンツやイベントなどを仕掛けていく。

 見城徹 株式会社gift取締役会長は、「秋元氏のプロデュース力、松浦氏のクリエイティブ力、藤田氏のネット発信力を融合し、DRESSという雑誌を核にした新しいビジネスを展開する会社を設立いたします」と語る。

 山本由樹氏DRESS編集長は、「giftは、マーケティング機能を持った出版社です。出版ベンチャーということもあり、だれもやっていないような様々なビジネスに挑戦していきたい」と意気込みを語った。(c)MODE PRESS