【9月11日 AFP】米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)は10日、ミャンマーで約60年ぶりにコカ・コーラの販売を開始したと発表した。

 米国政府は以前、ミャンマーの軍事独裁政権への制裁として米企業の同国での事業展開を禁じていたが、軍政終了に伴う民主・経済改革を受け、2か月前に制裁を解除していた。

 コカ・コーラ製品は、以前からミャンマーでも近隣諸国からの輸入を通じて入手可能だったが、同社は直接には関与していなかった。

 今後、ミャンマーの飲料メーカー、ピンヤ・マニュファクチャリング(Pinya Manufacturing)と提携し、できるだけ早い段階でミャンマー国内でのボトリング(瓶詰め)と流通業務を開始する予定だという。(c)AFP