【1月4日 AFP】世界一の超高層ビルとなるアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)の「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」が4日にオープンし、落成式が行われる。

「ブルジュ・ドバイ」の正確な高さは公表されていないが、建設を手がけたドバイ政府系不動産開発大手エマール(Emaar)は「800メートルを超える」と説明している。一方、インターネットの各情報サイトでは「818メートル」説が有力だが、ドバイの建築家らはこれよりも高いとみている。

「ブルジュ・ドバイ」は地上605メートルの部分までがコンクリート製で、コンクリートの建造物としては、605メートルでも世界最高だ。これよりも上部は金属でできている。建物の先端は、95キロメートル離れた遠方からでも目視できる高さだ。

「ブルジュ・ドバイ」を含めた世界の超高層ビルトップ10(アンテナ部を除く)は以下のとおり。

1.「ブルジュ・ドバイ」(推定800メートル、完成2009年):アラブ首長国連邦(UAE)、ドバイ

2.「台北101(Taipei 101)」(508メートル、完成2004年):台湾、台北

3.「上海環球金融センター(Shanghai World Financial Centre)」(492メートル、完成2008年):中国、上海(Shanghai

4.「ウィリスタワー(Willis Tower、旧シアーズタワー、Sears Tower)」(442メートル、完成1974年):米国、シカゴ(Chicago

5.「ペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Towers)」(410メートル、完成1998年):マレーシア、クアラルンプール(Kuala Lumpur

6.「国際金融センター(Two International Finance Centre)」(407メートル、完成2003年):中国、香港(Hong Kong

7.「エンパイアステートビル(Empire State Building)」(381メートル、完成1931年):米国、ニューヨーク(New York

8.「セントラルプラザ(Central Plaza)」(374メートル、完成1992年):中国、香港

9.「中国銀行タワー(Bank of China Tower)」(369メートル、完成1989年):中国、香港

10.「金茂大厦(ジンマオタワー、Jin Mao Tower)」(366メートル、完成1998年):中国、上海(Shanghai

(c)AFP