【10月15日 AFP】ポーランドの民間航空当局は14日、同国のフラッグキャリアーであるポーランド航空(Polish AirlinesLOT)が、来年3月から東京と名古屋への直行便の運航を開始すると発表した。

 現在、大阪のみの定期便の運行を週10便に増やし、そのうち3便を東京に、残り7便を大阪もしくは名古屋便に割り当てるという。

 2010年はポーランド出身の作曲家フレデリック・ショパン(Frederic Chopin)の生誕200周年。ポーランドの観光業界は、直行便増便で日本からの観光客が増加することに期待している。

 日本でのショパン人気は高く、首都ワルシャワ(Warsaw)にあるショパンの心臓が埋葬されている教会や、近郊の生誕地を訪れる日本人観光客は多い。また、5年に1度開催されるショパン国際ピアノコンクールでは、日本人を始めとするアジア出身者が定期的に上位に入るが、次の開催は来年10月16日で、コンクール目当ての訪問客増加も見込まれている。(c)AFP